低分子量シロキサンについて
日常の生活で使用する 主にテレビのリモコンのボタン部の裏部には、接点チップを使用しているためボタン部を押すと基盤に接触し動作します。
もし、二次加硫がされていない、シリコーンゴム製品は、時間が経過すると共に低分子量シロキサンが基盤の上に幕をはり、低分子量シロキサンが絶縁を起こし導通不良を起こしてしまいます。そのため、低分子量シロキサンを 減らすために、シリコーンゴム成型品を二次加硫で熱処理をする事により、低分子量シロキサンが減少します。
1. 分析方法は、製品を㎜角に切り、溶剤抽出後、ガスクロマトグラフィーを用いて低分子量シロキサンの定量を測定します。
分析装置 ガスクロマトグラフィー HP7890(Agilent 社製)
弊社、残念ながら分析装置が無いため、東芝環境ソリューション株式会社環境エンジニアリング事業部 北関東分析センターへ依頼をします。3週間ぐらいで分析結果の報告書が届きます。いつも製品1g~10gを依頼しています。