シリコーンゴムの二次加硫って?
シリコーンゴムを金型に仕込み、成型機で金型に圧をかけ成型する事を一次加硫と言います。簡単に言えばたい焼きを焼く感じですかね でも、製品の形になっても製品内には、加硫剤など残留物(低分子量シロキサン)が残っています。
その残留物(低分子量シロキサン)を取り除くために二次加硫をします。まず、一次加硫済のシリコーンゴムの成型品を高温恒湿器 弊社では、加硫釜と言っています。
温度は、200度~220度の設定で温度が200度になってから、基本2時間~4時間の熱処理をします。シリコーンゴムの成型品の大きさなどで、時間も変えます。
シリコーンゴムのパッキンなどは、規格が厳しいため、一次加硫で寸法を測定し、二次加硫の時間を決めています。
二次加硫の熱処理は、シリコーンゴムの製造加工には、欠かせない工程です。